ゲンサイヤー LV13|現地生活スタート「新居到着後の各インフラ手続き!」

無事に入国を果たし新居にたどり着けたら、新生活をスタートできるよう各種手続きを行いましょう。昨今は色んなものがDX化されたおかげで手続きがどんどん便利になっていますが、全てオンラインで完結するわけではありません。

今回も中国の場合という前提ではありますが、新居到着後にまず済ませるべき各種手続きとは、どのようなものがあるでしょう?

先に結論:入居する日は、後々退去時に大家と揉めることがないよう、各家具や電気製品のチェックをきちんと行うように。壁や床に傷がないかも合わせて確認し、必要に応じて証拠写真を撮っておきましょう。電気・水道・ガスの手続きは簡単なので、心配無用。
インターネットの契約は少し複雑ですが、まずは近くの中国电信か中国联通の営業所に行って聞いてみるのが手っ取り早いです。

新居で生活を始める各種手続きはそれほど大変ではありませんが、面倒なこともいくつかあるので、気長に順にこなしていきいましょう。その詳細は、以下の記事でご確認を。

INDEX

入居時に行うべきチェックポイントの数々

このレベルに到達したゲンサイヤーの方の多くは、すでに不動産屋を通じて新居の賃貸契約手続きが完了していることかと思いますが、入居日に実際に確認しておくべきポイントの数々については以下のとおりです。

各家具、電気製品のチェック

日本とは違って中国の場合、賃貸物件は「家具付き」であることが大半です。ですので、テーブルやソファなどはもちろんのこと、椅子が何脚あるのか、等々、細かくチェックを行います。

家具に加えて床、壁などに傷がないかも、チェックリストを用意して確認すべしです。また、必要に応じて写真に撮って記録しておきましょう。退去時に「元からあった、なかった」だとかで揉めだすと、非常に面倒ですよ。

続いて、電気製品の確認も。ものによってはかなり高額なものもあるでしょうし、確認を怠ってはいけません。各機器の電源がきちっと入って動作するかのチェックを行うのは当然のこと、リモコンの数まできちんと把握しておいてください。

電気・水道・ガスのメーター確認

家の中 (or 外廊下) のどこかに、電気・水道・ガス、それぞれのメーターが設置されているはずです。このメーターの数値を読み取って、x月x日までは前の入居者負担分、それ以降は自分の負担分、というふうに振り分ける必要があります。

が、これは現地人もどうして良いのかわかってない人が大半で、わたしも自分でやるのは諦めましたw ここは不動産屋にまかせて (もし大家と直接契約の場合は、大家さんにお願いをして)、数値確認を確実に行いましょう。

超簡単! 電気・水道・ガスの契約と支払い

直近で住人がいた場合なんかは特に、電気・水道・ガスについては、入居後すぐにそのまま使うことが可能です。ただし、支払い時のトラブルを避けるため、上述したとおり、メーターの数値確認は忘れずにしておいてください。

支払いは、アプリ WeChat (微信) や Alipay (支付宝) を通じて簡単にできちゃいます。入居後しばらくすると、各料金の請求書が郵便受けに投函されてくるので、そこに書かれている「编号 (ユーザーナンバー)」を各アプリ内の指定の項目内にタイプして登録すればOK。実際、WeChatの場合は「我 (自分)」→「服务 (サービス)」→「生活服务 (Daily Services)」内の「生活缴费 (Utilities)」を選択すれば登録可能です。

これさえ済めば、後は毎回アプリ上で支払うだけ。上海だとガスや電気は自動引き落とし設定もできるので、非常に便利です。

インターネットの契約は、少し複雑。。

電気や水道が使えないと困りますが、もはやそれ以上に困るといっても過言でないのは「インターネット」です。自宅でネットが使えるようにするには、まずは営業所できちんとした手続きが必要で、しかも、実際に使用できるようになるまでは数日かかります。なので、予めそれなりの覚悟をしておいた方が良いでしょう。

まず最初に確認が必要なのは、自宅のネットがどの業者の管轄内なのか、という点です。わたしの場合、引越しをしてすぐに 中国联通 (China Unicom) のネット回線 を申し込もうと思い、営業所まで出向いていきました。すると、彼らのシステムで検索を行ったところ、我が家は彼らのサービス対象外エリアだと判明し、結局、全く別会社である 中国电信 (China Telecom) に行くように言われたのです。 

そこで事情を話すと、「あなたのマンションは中国电信しか対応していませんね」と言われ、言われるがままにそこで契約を開始。家族4人で動画も結構見るよ、と伝えたところ、「十全十美5G畅享融合229套餐」をオススメされてそのプランを選択。

上り100Mbps、下り1000Mbpsで、料金は毎月229元 (約4500円) です。ネットのスピードははっきり言って不満ですが、ここで多くを期待してはダメでしょう。

さて、中国电信の営業所で契約した日は、その場でSIMカードを3枚無料でもらうことができてありがたかったです (子供用にピッタリ)。契約手続きを終えた2〜3日後に工事の人が自宅までやってきて設定をしてくれます。モデムとルーターはレンタルで、解約時には返却が必要なのでご注意を。

というように、自分でネットの契約をして使い始めるようになるまでは少し複雑ですが、料金の支払いはアプリや微信の小程序 (ミニアプリ) を通じて簡単に行えるので、ご心配に及びません。

必要に応じて、マンション敷地内の管理組合にも登録を

これは住むマンションによりけりですが、必要に応じて敷地内の管理組合事務所に行き、そこで事務手続きを行います。わたしが過去にお世話になったのは、敷地の入り口にあるゲートの開け閉めに必要な電子キーを受け取った時と、発票 (正式な領収書)を発行してもらう際に、居住する居委会 (管理組合) からの証明書が必要な時、でした。

特に用事がなければお世話になることもないと思いますが、困ったことがあればここで聞くことができるので、管理組合の事務所が敷地内のどこにあるのかは、予め確認しておいた方が安心です。

まとめ

以上が、新生活開始にあたって、最低限終えなくてはいけない各種手続きです。ここまでくれば、あとはケータイをどう契約するか?と日本のテレビをどうやって観るか?ぐらいですかね。

それらの詳細については、次以降の記事で順に詳しくご紹介したいと思います。

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