上海#1シェアリングオフィス、WeWork [娄山关路] を利用してみました
いま、上海におりまして、鬼集中して作業できる空間はどこだ!?・・・と考えた末、WeWorkにやってきました。今回利用するのは、上海日本領事館近くにある“娄山关路”支店。ここを利用するのはこれでかれこれ3回目。
それでは今日は、上海でのWeWorkの利用の仕方を紹介いたします。
まず、微信の小程序 (WeChatのミニプログラム) で「WeWork」と検索して、それを追加。このプログラムを利用すれば、誰でもWeWorkのサービスを利用できます。アプリ上で近くの支店を調べたり、支払いもここで完結します。そして、利用時間・料金はこのアプリ上でいつでも確認できるので安心。
ここ、娄山关路はビルの1階に入場ゲートがあって、壁に設置されているQRコードをスキャンして開けたいゲートを選べば、ゲートが開いて中に入ることができ、その後利用時間に応じて課金されるシステム。中に入ったら後は自由きままに、思い通りに過ごせます。(*以前に人民広場支店を利用した際は、外国人は入場時に特別な手続きが必要で面倒なことがありましたが、ここはそんなこともなくてストレスフリーです)
続いてエレベータに乗って、フリースペースのある4階へ。この4階には受付があり、英語のできるスタッフもいるので、何か困ったことがあれば何でも親切に教えてくれます。この娄山关路は20元/時間ですが、市内中心部だと40元/時間だったりするので、その場所の家賃と比例する関係であると思えば良いでしょう。
フリースペースにはソファ席あり、半個室あり、酒を飲めるカウンター席もあり、好みの種類の座席を好きなように選ぶことができます。また、小上がりになっていて、靴を脱いで寝転べるリラックススペースがあり、そこはカーテンを閉め切っての仮眠も可能です。ほかに会議室もあるので、必要な人は別途予約しましょう。それと、ここWeWorkでは、飲み物がいくつか無料で提供されています。以前はスパークリングウォーターがありましたが、今回はウォーターサーバー、コーヒー、ビールがあったぐらい。あと、トイレは男女共有になっているので、シャイな男子は入るのが少しためらわれますが、、とてもオープンな雰囲気なので没问题♪
もうひとつ、特筆すべき場所としては、受付外のエレベーター前エリアに「電話ブース」があって、人に聞かれたくない電話はそこでできます。新天地の支店にも、このブースはありましたねぇ。ここはWiFiは繋がるし電源もあるので、スカイプ面接も可能 (実際に僕も、とある企業の二次スカイプ面接をここで行ったことあり)。
今回は16時頃から利用を始めて、その時間帯はフリースペースの半分ぐらいが埋まる程度でしたが、夕食時の18~19時にはほぼ満席に。月契約をしているレギュラー利用者が、夕食のためにこのフリースペースに来ているんですね。ちなみに、僕のようにノマド的にここを利用しているのはせいぜい全体で数人いるか!?ぐらいの印象です。19時半を過ぎる頃には残業のために各オフィススペースに戻る人が大半で、このスペースに半分ぐらい空きができました。半個室スペースもボチボチ空きができています。
家賃がWeWorkの半額以下と言われている、中華系の「米域 MIXSPACE」へ民族大移動が最近起こっていると聞きますが、少なくともここWeWork娄山关路ではその影響があまり感じられませんでした。少なくとも現時点では。。
という感じですが、最終的な拙者のぶっちゃけ感想としましては:
- 大事な仕事にドップリ集中したい時には有り難い存在 (特に小上がりのリラックススペース)
- カフェと違い、仕事をしに来てる人ばかりなので、適度な緊張感があって良い
- しかし、長時間ダラダラ過ごすにはコスパ的によろしくない
- 支店によって快適度がかなり違うので、自分にフィットする支店を探し出そう (長時間利用時は市内中心部は避けるべし)
- 真冬はなぜだか結構寒いので注意 (コートを着てる人が半分ほど)
- トイレに行くのがなんだかドキドキ (笑)
という感じです。僕の場合は仕事で“アイデア出し”が必要な場合が多々あり、その時は環境を変えてなんぼ、という側面が強い仕事なので、WeWorkのような場所は非常に助かる存在です。ま、結局、飽きっぽい性格なので、WeWork → カフェ → 公園 → ベッド → 電車 → ・・・と絶えず環境を変える必要性はあるんですけども、その候補の1つに名乗り出てくれるだけで有り難いです。ちなみ今は、この記事の最終調整のため、ハッピーアワー真っ最中のBlue Frogで執筆しています~
というわけで、スタバのThe Third Placeよろしく、このWeWorkもあなたの候補に入れて下さいませ! 時間の問題で、このWeWorkは中華系サービスに淘汰されていくと思うので、近いうちに中華系サービスも体験しようと思っています。
以上、上海WeWork体験でしたっ!
p.s. 娄山关路支店の1階は食堂的な店が5~6件入っていますが、フードのクオリティはイマイチ。いや、中学時代にお世話になった先生の言葉をお借りすると「よっぽどやの!」というレベル。今回食したパッタイ (タイの焼きそば) は、辛いソースをかけないと食べたくない、いや、食べられないレベル・・・ (絶句) 自分で作った方が美味いのは確か!
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