大理古城で車をチャーター、郊外の「洱海」「喜洲古镇」「周城」を効率よく観光!

最終更新日

大理 dali

「大理古城」郊外の人気スポット「洱海」「喜洲古镇」「周城」を効率よく見て回るには、なんと言っても「車+ドライバー」を自分でチャーターするのがベスト! 

フォトジェニックでまるで海のような湖「洱海」、大理文化発祥の地で明時代の建物が現存する「喜洲古镇」、伝統の藍染めで有名な「周城」を、5時間かけて見て回りました。その時の様子をこちらでご紹介します。

湖岸でユックリ過ごせる、フォトジェニックな「洱海」

洱海は大理古城の東側に広がる淡水湖で、中国の淡水湖では7番目の大きさ。湖面の海抜は1,972mで南北に約42km、東西に約8km広がっており、湖水面積は約250㎢。琵琶湖よりもはるかに大きいスケールなんだろうな、と思って比べてみると、琵琶湖が約670㎢なのでその半分にも満たないサイズ。。ズ。。(!!) 

大理 dali 洱海

南北に伸びるその細長い形が耳に似ていて、湖面に立つ白波で海のように見えるため「洱海」という名前が付けられたのだそう。そう言われると、確かに海っぽい感じはありましたねぇ。琵琶湖のように湖の中にいくつか島があって、その中のひとつ、金梭島には南詔国国王が別荘として利用していた避暑宮殿遺跡があるということなので、今度チャンスがあれば是非とも見てみたいところです。

大理 dali 洱海

ボクが今回訪れたのは洱海の西側の部分で、大理古城から北へ10kmほど向かったところにある湖岸。湖に沿って道がキレイに整備されており、絶好のフォトスポット。レストランやカフェに加え、特に民宿がたくさん連なっています。高地ということもあってとても静かな環境なので、カップルで静かに過ごすにはうってつけの場所でしょう。

大理 dali 洱海
湖岸のカフェからの景色

ボクは辺りを散策した後、とっても静かで景色が最高に良く、心からユックリ&リラックスできるカフェでアイスコーヒーを堪能し、次の目的地「喜洲古镇」へと向かいました。

古い歴史的建造物がゴロゴロ、白族の街「喜洲古镇」

洱海を後にして、次に向かったのは「喜洲古镇 (喜洲古鎮)」。大理古城から北へ約20kmの場所に位置し、車で行くと30〜40分ほどの距離。公共交通機関を利用する際は、大理古城の西門バス乗り場から洱源行きのミニバスで簡単にアクセスが可能です。

大理 dali 洱海

喜洲は「大理文化発祥の地」のひとつとされ、明の時代から茶馬古道交易で反映しました。街の人口のほとんどが少数民族の白族 (ペー族) と漢民族で、街中では民族衣装を着る人たちも多く見かけます。そんな街の最大の見どころは、古くは明の時代から残されている白族の建築物の数々。清・民国時代のものも含めると、88軒の歴史的建造物がその時代のまま建っているんですから驚きです。

大理 dali 洱海

実際に街中をブラブラと歩いていると、大理古城のような「作り物」のような感じはほとんど受けず、良い感じで街並みがくたびれており、とっても“リアル”です。大理ではどこかスペインのアンダルシア地方のような感覚を覚えた場所もありましたが、ここ喜洲はホコリっぽい感じの街並みが、トルコやチュニジアのように感じました。ま、あくまでもボクの主観に過ぎませんが・・・

喜洲古镇の中はほどよいサイズで、日帰りで来ていると思われる観光客も結構見受けられます。それでも、大理の人民路や洋人街のような「観光観光」した雰囲気は薄いので、旅特有の非日常感を感じるにはうってつけの場所。ボクは30分ほど街をぶらつき、街を突っ切ったところの、開けた場所にあったカフェで20分ほど休憩をしてからこの街を後にしました。

大理 dali
喜洲古镇近くのススキ畑

伝統の藍染めで有名な、白族の村「周城」

喜洲古镇の次に向かったのは、藍染めで有名な「周城」。喜洲古镇は車で北へすぐの場所に位置し、村に住む大半が白族 (ペー族)。周城は彼らの言葉で「製造の町」を意味するのだそう。

大理 dali 洱海

村には1500世帯が暮らし、明の時代から伝わる染色技術を用いての藍染めが盛んに行われています。布地の中で白く残したいところ (=模様として残したいところ) を糸できつく縛り、その布地を染料に浸すと、キレイな文様が浮かび上がります。藍染め工房に行けば、自身で同様の工程を体験できるワークショップへの参加も可能。

大理 dali 洱海

工房内には商品が所狭しと並べられており、藍色以外のカラフルな商品も幅広く見受けられます。ボクは元から特に欲しいものはなかったのですが、プラプラしてると仙人が着てそうな良い味の麻のジャケットを発見! しかし、値段をたずねると400元 (約7,000円) で、値切ったところでほとんど安くならないので、諦めました。

だって、旅路で購入したものは、後で現実に戻ったときに後悔するのが常ですから・・・

まとめ

結局、周城の後にフラワーパークのようなところに立ち寄った後 (下記写真)、宿に戻り、約5時間の大理郊外車チャーターツアーは無事に終了。所用5時間・60kmで300元 (約5,000円) なんで、コスパ的には全然悪くない。むしろ素晴らしいレベル。

ボク的には喜洲古镇と周城は日帰りで十分でしたが、今度は洱海沿いの民宿を2〜3件ほどハシゴしながらユックリ過ごしたいなぁ、と思いました。ま、でも、次はいつになることやら・・・

大理 dali 洱海

XXX

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする